常陸国府館のブログ

〜 茨城県"石岡市"にある介護付有料老人ホームのBLOGです!〜

 株式会社ハートピア
   介護付有料老人ホーム ケアホーム 常陸国府館
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  🔶 〒315-0013 茨城県石岡市府中1丁目3番9号
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▶︎研修・勉強会

こんにちわ相談員のサクラです

立春を迎え、徐々に日が長くなったように感じますが、皆様
いかがお過ごしでしょうか


今年度も残すところ1ヶ月半となりましたが、先日、令和元年度
第4回職員基礎研修を開催しました


今回の受講者は、中途採用の介護職員を中心に、介護技術の基礎
を学んで頂きました
介護経験が長い職員もいますが、おさらいと言うことで、皆真剣
に受講してくれました


まずは、介護支援専門員による、ケアプランについての講義から
スタートです
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「朝一番の講義だから、声、出るかな~」と心配していた講師ですが、
全く問題なく、会場の隅々まで行き渡る声で、話してくれました
ケアプランは、介護保険サービスを利用する時、必要なものですが、自宅と
施設とでは作り方が変わり、施設でもその形態によって作り方が変わってき
ます介護経験が長い職員でも、有料老人ホームでの勤務が初めてであれば、
やはり、有料老人ホームのケアプランの作り方や視点を覚えてもらい、ケア
に活かしてもらたいです



続いての講義は、介護主任による移乗と移動介助です
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車椅子の各名称は、時代と共に変化してきています
また、介助方法も徐々に変化してきており、介護保険が導入されて間もなくの
技術(介助方法)で良かった事が、今ではタブーとされていたりと、医療も
介護も日進月歩です
なので、ベテラン職員の知識も、この研修を通して更新されていきます


続いても、介護主任による看取り介護の講義です
お看取りというと、あまりイメージが沸かない方もいらっしゃると思いますが、
看取り介護とは、入居されている皆様のご希望やご要望にお応えする事はもち
ろん、心穏やかに旅立ちの日を迎えられるように、また、ご家族様も心の準備
が整えられるように、支援する事です
看取り介護を行っている施設ばかりではありませんので、長年介護に携わって
いる職員でも、看取り介護は未経験という者も少なくはありません
その為、いざ看取り介護となった時、どのように対応していいか分からない
では困りますので、研修でしっかり学んで頂きます


午前の最終講義は、私による
高齢者の法令リスクマネジメントです
高齢者の法令というと、物々しい感じがしますが、高齢者に関わる法令の事です
①身体拘束禁止規定 ②高齢者虐待防止法 ③プライバシー保護の3本立てです
お腹が空いてくる時間帯に合わせて、ちょっと難しい内容の講義なので、受講
職員が居眠りでもするんじゃないかと、心配になりましたが、取り越し苦労
でした
最近では、高齢者に限らず虐待のニュースが頻繁に報道されるようになりました
そのたび、痛ましく思い心苦しさを感じていますしかし、施設で働く者として
全くの無関係ではありません
自分は大丈夫という過信が事故の素になりえるので、研修を通して自分たちが
置かれている立場や、守るべき法令をしっかり学んで頂きます



昼食休憩の後は、介護職員による認知症ケア事介助です

一言で認知症と言っても、今では様々な種類に分類されるようになりました
これも、医学の進歩によって【認知症】という病気が解明された証拠ですね
さて、そのような様々な認知症も、種類によって症状も変わってきますので、
症状に合わせたケアが提供できるように、基礎的知識を学んでもらいます
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入居者様の楽しみの一つでもある食事
でも、嚥下機能(飲み込む力)が低下している高齢者にとっては、楽しい
はずの食事が、大変な作業になってしまいます
嚥下機能が低下している高齢者でも、安心して安全に食事が摂れるように
介助する事も、私たちの役割です
安心して、安全に食事を摂っていただくために必要な知識と技術が食事介助
です
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介護技術を座学で学びなおす機会は少ないので、皆、改めて今までの介助
方法や、自分の知識と経験とを照らし合わせて、講義を受けてくれました



最後の講義は、看護主任による
有料老人ホームの医療と看護
バイタルサイン
救急法

の3本立てです
施設形態によって、施設内で行える医療行為が違います
その違いを知る事、理解する事が、介護職員たちのケアも変わってくるので、
当施設の医療体制を学ぶことが重要です

また、入居者様の体調の変化をいち早く気付くことも重要です
その為には、その方の体温や血圧が普段どの位なのかを知っておくことが
必要になってきますただ、正しい測定方法を分かっていないと、普段の
数値も毎回違うって事になってしまうので、基本を確実に身に着ける
事が研修の目的なので、頑張って実習してもらいましょう
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普段の測定方法はもちろん、行った事がない測定方法も教わりました
ただ、毎回この実習で難関となっているのが「脈がない」や、
「(聴診の)音が聞こえない」です
「脈ってこれですか」「どこに脈あるんですか」「音が聞こえない
のは、脈がないから」などなど、毎回脈探しに四苦八苦です
でも、大丈夫脈がない人はいませんから最後には、ちゃんと看護主任
が迷子になっている脈を見つけてくれます



今回も長丁場の研修でしたが、「改めて教わる事がないことばかりだった
ので、とっても勉強になりました」「何回聞いても分からなったこと
ばっかりだったけど、研修を受けて良く分かりました」と、有意義な研修
になったようです


今年度の基礎研修は、今回が最終となります
来年度は、バージョンアップをした研修を企画しておりますので、楽しみに
していてください


長くなってしまいましたが、本日もご愛読ありがとうございました



こんにちわ~相談員のサクラです

あっという間に、1月も下旬に差しかかり時間の流れの速さを
痛感しております


さて、今年度も残りわずかとなりましたが、先日今年度最後の
職員基礎研修を開催しました
今回は、新採用職員とベテラン職員の混合受講生です
ベテラン職員は基礎研修受講の大変さを知っているので、覚悟を
して研修に臨んでいました


長丁場最初の講義は、施設長です
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【社会人としての心得】は、社会人になってから誰かに教えて貰う事って
ないですよね当たり前だった事が、当たり前ではなくなってしまって
いるこのご時世だからこそ、必要な講義です
ベテラン職員も「分っているつもりになっていたかもしれない」と自身を
顧みる機会にもなった講義でもありました



続いては、総務部長による講義です
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国府館の建物の構造や、料金、介護保険サービスにつてい等々、国府館
で勤務する職員は、必要最低限知っていて欲しい内容の講義です
ですが、全てを把握して理解する事は難しいので、少しずつ覚えてもら
いましょうまっ。ベテラン職員は理解できていると思いますが


総務部長2本目の講義は、労務についてです
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国府館で働く者として知りたい事は、休暇の取得方法や種類、雇用形態の
種類や定年。ですかね
会社として、従業員に覚えておいてもらいたい事は、就業規則ですね
そのどちらも、丁寧に講義してくれました
ベテラン職員も「知っていたつもり」になっている部分もあり、改めて
知る事が出来たようでした


続いての講義は、私の介護保険をテーマにした講義です
ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、私がカメラマンで他職員の講義
風景をカメラに収めていたので、私の講義はカメラマン不在になるのです
さて、介護保険をテーマにした講義の内容とは、介護保険が誕生した背景や、
介護保険料の納め方等、介護保険の基本と、平成30年度から算定できること
になった加算の説明でした
ベテラン職員の中にも、介護保険に関わらず法令関係が苦手な職員もいるの
で「苦手分野だったけど、分かりやすかった」とコメントを頂きました


長丁場最終講義は、介護主任による介護概論と入浴介助の講義です
実は、介護主任は今回受講職員でもありましたので、受講職員席から、講師
立ち位置に移動しての講義です
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【介護概論】と聞くと、堅苦しくて難しそうな内容に思えますが、
とても分かりやすく説明をしてくれ、介護職員ではない職種の職員
にも理解しやすかったようです
入浴介助では、なぜ入浴を拒否する高齢者がいるのかという事も
教えてくれました


ベテラン職員は初心を思い出しながらも、「つもり」になっていた
知識や情報を修正する場となり、新採用職員にはハートピアグループ
や国府館を最も分かりやすく理解できる場となり、今回も充実した
研修になったようです
ただ、「1日座っているより、動いていた方がいいな~
と、今回もチラホラ聞こえてきましたが、1日中座っている事の辛さ
を体感出来たので、研修の内容はもとより、実際のケアに活かして
欲しいと思います



本日もご愛読ありがとうございました

こんにちわ!相談員のサクラです

令和2年を迎えて、あっという間にお正月も終わってしまいましたが、
皆様いかがお過ごしでしょうか

さて、本日は、令和元年度第3回介護技術研修の様子をお伝え致します
今回の研修テーマは「食事介助と口腔ケア」です

食事介助と一言にいっても、ご自分で食事を召し上がれない方に、お食事を
食べて頂くだけが介助ではありません
姿勢を整えて、入居者様にも食べる準備をして頂くことから介助が始まります
今回も、栄養課協力の下、入居者様が召し上がっている食事を準備してもらい
ました

今回用意してもらったのは、
お粥とお粥のペースト
みそ汁と味噌汁のペースト
サラダとサラダのソフト食
煮物のソフト食とペースト
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の4品8種類です


まずは、マニュアルに沿って主任から食事介助の概要説明です
食事介助が必要ない入居者様も多数いらっしゃるので、実際に介助を
する機会がない職員もいるので、基本からおさらいです
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おさらいの後は、実際に介助の練習です
普段、食事介助を行っている職員は、いつも自分が行っている方法で
介助をしてもらいました
また、座って介助をするパターンと、立って介助をするパターンも
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お粥のペーストは「何食べさせられてるか分からない
「味がなくて、口の中でべたつくから、美味しいとは思えない
などの感想が飛び交いました
立って介助をしてもらった職員は、「上を向かなきゃいけないし、どの
タイミングでスプーンが口に入ってくるか分からない
「食べるスピードが自分とは違うから、食べてから飲み込むのに、
なんとなく食べにくい感じがする」と・・・



続いては、色々な体勢で介助をしてもらいます
入居者様の中には、座っていても体が傾いてしまう方もいれば、頭が
後ろに下がっていってしまう方もいるので、そのような体勢になって
しまっている方に対しての、介助方法を学びます
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眼を閉じたまま介助をされた職員は、「ごはんだと言われても、何が
入ってくるのか分からないから、怖かった」と。
上向きのまま介助された職員からは「上を向いたままでは、飲み込めない
「どう飲み込んで良いのか分からない」と、飲み込む難しさを体感
しました
また、体が傾いている状態で食べた職員は、「顔をどっちに向けていいか
分からないし、飲み込みにくかった」と、こちらも、食べにくさを
実感しました



最後は、食べやすさや見た目と味の違い、食感の違いなどの意見を出し合い
残った食事を味わいました
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口腔ケアでは、看護師から高齢者の口内環境の特徴や、口腔ケアを実施する
際の注意点などの講義を受けました
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日々のケアの中での質問や疑問も、同じ職場で働く先輩だからこそ
聞きやすかったのか、様々な質問も飛び交いました




今回の研修で、初めてペースト食を食べた職員も多く、「いつも、
介助しているだけだったけど、味や見た目が大事だという事が、良く
分かりましたこれから、食事介助を行う時は今回の研修で自分が
実感した事を忘れず、本当の意味で入居者様の立場に立って介助を
する事が出来そうです」と、介助を受ける側の気持ちを理解して
もらう事が出来ました



介護のプロとして、基本的な介護技術や知識を身につけることは当然
ですですが、相手の立場や気持ちを理解したうえで、その方に合った
ケアを提供する事こそがプロです
今回の研修で学んだ事を実践してもらえたら、企画者としては本望です



年間で予定している研修も残りわずかとなりましたが、最後まで手を抜かず
気を抜かず、しっかり実施してまいりますので、また皆様にご報告致します

本日も、ご愛読いただきありがとうございました

こんにちわ!相談員のサクラです

あっという間に令和も半年を過ぎ、令和初めての年末を迎えようと
しておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか


昨今、どの企業でも「接遇」に力を入れている事は、皆様もご存じかと
思いますが、介護福祉業界も例外ではありません
ただ、一言に「接遇」と言われても、なかなか理解しにくいものでも
ありますよね
そこで、今年初の試みである「介護業界における接遇マナー研修」を
今回は、自施設の職員が講師ではなく、外部講師を招いて実施しました
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今回の研修は月に1回の開催で、今月と来月にも予定しており、初回は
15名の職員が参加しました
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まず、「接遇」とはと、問いかけがあり、各グループで話し合います
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接遇とは、そもそもどのような事なのか、分かりますか
私が今まで知っていた「接遇とは?」よりも、今回の答えのほうが、
断然わかりやすく、「ほ~なるほど」となりました
ただ、研修に参加していない職員も多数いるので、今回はその答えは
控えさせていただきます
答えが知りたい方は、来年までお待ちください



さて、接遇とはどういうことなのか分かったところで、次に進みます
続いては、「言葉と話し方」です
普段、あいさつをする時、どんな事に気を付けたり、工夫をしたりしてますか
と、再びグループで話し合いです
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この研修は、全職員・全職種を対象としているので、介護職員はもちろん、
栄養課の職員や、あん摩マッサージ指圧師、事務所職員も出席しています
様々な職種で、気を付けている事や工夫をしている事があるようで、沢山の
意見が出されました


次に話合うのは「言い換え表現」です
例えば・・・・・・
「ちょっと待って!」は、どう言い換えますか
「おいしいですか?」は、どう言い換えますか

皆で話し合って、1つずつ答えていきます
講師から「素晴らしい」と、評価をもらったグループもありました


最後のグループワークは「間違い探し」です
来客への接遇場面をイラストと吹き出しによるセリフの中から、間違いを
探します

普段、来客案内をする機会が少ない職員たちは、「え??どこが間違って
いるのか分からない」「あれでダメなんだ・・・」という声がチラ
ホラ・・・・
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実際に声に出して読んでみると、「あ~。あれはダメだよね
「これは失礼でしょ」と、どんどん間違いが見つけられたようでした




最後は、間違い探しの答え合わせをしました
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初めて、外部講師を招いての接遇マナー研修でしたが、参加した職員は
皆、研修の内容が新鮮だったのと、初めて得る情報だったようで、
「参加出来て良かった」「とても勉強になりました」と、実になった
研修になりました


いつの日か、入居者様やご家族様からは「国府館の接遇は素晴らしい」と、
その他のお客様やグループ施設からは「国府館の接遇をお手本にしたい」と
言っていただけるように、努力してまいります




年末に向け、皆様ご多忙とは思いますが、「忙しい」という漢字は、「心を亡くす」
と書くので、心にゆとりと余裕をもって、1年の締めくくりを迎えましょう
本日も、ご愛読ありがとうございました



こんにちわ~ 相談員のサクラです


年末の足音が聞こえてくる時期になりましたが、
皆様いかがお過ごしでしょうか



先日、令和元年度第3回職員基礎研修~2日目
を先日開催しましたので、その模様をお伝え致します


今回も、出席した職員はベテラン揃い
知っていて当然でなければならないベテラン勢ですが、時間の経過と
共に、忘れてしまっている事もあるのでは
と、言うことでおさらいも含めて講義開始です


朝一番の講義は、介護支援専門員による
ケアプランについてです
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ケアプランはご自宅で生活されている方も、施設に入所・入居している方にも
作成する計画書です
その作り方の一連の流れと、どのように使用するのか、その方法を学んで頂き
ます
介護職員以外の職種の職員も出席しているので、初めて聞く内容も沢山あった
ようで、
「言葉は聞いた事あるけ、そこまで細かく考えて作っているとは驚きました
「ケアプランがあってこそのケアなんだと、初めて知りました
などの感想がありました

お互いの業務内容を理解することで、円環な人間関係の構築に繋がったり、業務
連携がスムーズに行えるのではないでしょうかね


続いての講義は、介護主任による
介護概論入浴・更衣介助です
学生の頃は、まず概論から学ぶでしょうけど、大人になってから概論を学ぶ事は
ないので、皆新鮮な気持ちで受講していました
ただ、講師の主任は話しにくかったみたいですけどIMG_6886
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入浴・更衣介助も日常業務で、日々行っていることですが、改めて基本を
学ぶことで、忘れていたことも思い出したのではないでしょうか




休憩を挟んだら、午後の講義です
眠くなってしまう、食後の講義は睡魔との闘いでもあります
皆さんも、学生時代に経験した事がある思いますが、食後の授業は眠くて
ついうっかり居眠りzzzなんて事もあったのでは



そんな眠くなってしまう時間の講義は、
認知症ケア食事介助です
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講義を担当する研修教育委員会の委員も、ベテラン職員を前に緊張です
でも、この研修を行うにあたり、しっかり準備をしたので、自身をもって
講義に臨みます
現代では、認知症高齢者も珍しくなくなり、一般社会でも広く受け入れて
もらえるようになりましたが、それに伴い、認知症の種類も増え、ケアの
方法も認知症の種類によって変わるので、新たな情報をえる絶好のチャンス
です
自分たちの親世代の介護が控えている職員もいますので、睡魔との闘いも
不要のようで、それこそ真剣に講義に聞き入っていました






疲れもピークを迎えた最終講義は、看護課による3本立てです
まずは、有料老人ホームの医療と看護
福祉施設によって、施設内で提供できる医療や看護に違いがあります
その違いや高齢者の特徴を知ることは、ケアを行う上で非常に重要です
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続いては、バイタルサイン
体温や血圧、脈拍、呼吸の正常を知る事で、異常が分かるので、基本に
立ち返りますまた、実際に測定をしてもらいます
日常的に行っていますが、日常的には行わない測定方法も学びます
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普段、自分で血圧を測っている職員も、研修となると緊張するのか、
「あれ?」「これで良いんだよね?」と確認しながら測定していました


最後の講義は救急法です
異常気象に伴う大型台風ではありませんが、何が起きるか分からないけど
いざという時に、慌てないように日頃からの訓練が必要です
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施設内はもちろん、日常生活の中でも役立つ救急対応
質問を交えながら、しっかり学んで頂きました


今回も長丁場の研修でした
ベテラン職員だからこそ、忘れてしまっている事もあったと思いますが
新たに得られた情報もあったので、有意義な1日になったのではないで
しょうか




年間研修計画に基づいて実施している研修ですが、年内実施予定の研修も
残りわずかとなってきました
気を抜かず、手も抜かず、最後までしっかり実施してまいります




本日も、長くなってしまいましたが、ご愛読ありがとうございました

こんにちわ~相談員のサクラです。

暑さ寒さも彼岸まで彼岸までと、言っているうちに、あっという間に
寒くなりそうな気配を感じていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?


昨年度、介護報酬の改定があり、介護付き有料老人ホームでも算定できる加算が
増えましたしかし、加算だけではなく減算も導入され、当時はてんてこ舞い
でした
その減算というのが、「身体拘束廃止未実施減算」という名称で、年2回の研修会
の開催が定められています
国府館でも、昨年度から定期的に身体拘束に関する勉強会を開催してきました
本日は、その身体拘束廃止に関する勉強会の様子をお伝え致します




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この勉強会は、全職員が対象になるので、介護職員はもちろんのことながら、
看護師、栄養士、調理師、事務員も参加してもらいます


まずは、前回の勉強会のおさらいからです
約半年前の勉強会の内容を覚えているか、ちょっとクイズ
先に述べたように、昨年度新たに算定できるようになった加算と減算
皆、どれくらい覚えているのでしょうか



・・・・・・・・・・・・・・・



やはり、新しい事を覚えるのは難しいようです
なので、改めて2018年度の介護報酬改定で算定できるようになった加算と
減算について、お勉強です
半年後、また同じ質問しますよ~しっかり覚えてくださいね~


続いてのおさらいは、身体拘束に該当するかしないかを、クイズ形式で出題
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さすがにこれは、全員正解でした


最後は、恒例の事例検討です
グループに分かれて、同じ事例をそれぞれ検討してもらい、最後に発表を
してもらいました
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どのグループも短い時間の中で、様々な意見を出し合い検討しました
最後の発表では、同じような意見もありましたが、「そういう視点もあったか
と気づかされる意見もあり、互いに勉強になりました



知識と技術がまだまだ未熟な国府館ではありますが、生涯勉強をモットーに
これからも、研修会の企画・実施・運営と、職員の指導・教育に励みます



と、いうことで、本日もご愛読ありがとうございました

こんにちわ!
ご無沙汰しております相談員のサクラです
しばらくブログの更新をしておりませんでしたが、ご心配なく健在です


さて、私が久しぶりにペンを執ったという事は、そうです!
研修のご報告です

と、いうことで
令和元年度 第2回 介護技術研修~入浴・手浴足浴編
をお届けいたします


入浴介助と言っても、チェアインバスという機械浴の操作方法と、
介助時の注意事項を中心に研修を行いました
国府館には機械浴を使用する方がいない為、いざという時使い方が分からない
な~んてことにならないように、しっかり学んでもらいます

まずは、機械浴槽の使用方法から教えてもらいます

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通常使用している、リフト浴とはお湯の溜め方も湯量の調整方法も全く違うので、
受講職員はメモを取りながら、先輩職員の説明を真剣に聞いています



続いては、浴槽用の椅子の使用方法です
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キャスター付きの浴槽用椅子の操作も使い慣れないので、後ろに下げるのも
思うようにキャスターが動いてくれず、悪戦苦闘しました
誰も乗っていない状態でも操作が難しいという事は、実際に入居者様が座って
いたらもっと難しいという事ですなので、安全に入浴介助が出来るように、
実際に椅子に座って、改めて操作方法を確認します
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「人が乗るだけで、こんなに変わるんですね
「まっすぐ進まない
「足元が見えにくいから、ぶつからないか怖いよね」等々、実際動かして
みて初めて気が付く点も多くありました
なので、受講職員が交代で操作する側と乗る側を体験しました
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このタイプの機械浴は、椅子ごと浴槽に入るのですが、浴槽に入れるためには
背もたれを既定の角度まで倒さなければならないのです。
その背もたれを倒す時が、ちょっと不安になるようで、乗っている職員は、
「うわっ」と言いながら肘掛をつかんだり、起き上がろうとしていました
これも、一つの勉強です
機械浴槽を利用する入居者様と同じ体験をすることで、自分が感じた不安や恐怖
を入居者様に感じさせないように、一つ一つの動作を丁寧に行い、これから何を
するのかきちんと説明をする事の重要性を認識できました


機械浴使用法等の次は、手浴と足浴です
入浴ができない方や、血行促進・浮腫改善のために行う手浴と足浴。
定期的に入浴をしている入居者様ばかりなので、こちらも行う機会が少ないので
手技を身に着けてもらうために、実習です


まずは手浴から
指や手首等の関節が拘縮(固まって)している方の清潔保持や、指先が冷たい方
の血行を促すために行います
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お湯の温度を確かめて、汚れやすいポイントはどこなのか洗う際の力加減は
指間の汚れはどうやって落とすの等々、実際に行うことで次々に疑問が浮かび
受講職員同士で相談して答えが見つかったものもありました
それでも分からない疑問に対しては、先輩職員から理由も併せて回答しました


続いては、足浴です
足の浮腫改善や、白癬処置や防止のたに行います
足を出すのは恥ずかしいところではありますが、これも実習です
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5分程度、お湯に足を入れていただけで、汗をかいている職員もいました
そのくらい、体を温める効果があることを実感しました
足浴も、力加減の難しさや、指の間の洗浄方法、お湯を取り換えるタイミング
等々、質問や疑問が飛び交っていました

寒くなってきたら、お風呂以外にも足浴を実施すると、体が温まり、ぐっすり
眠れますので、皆様も一度お試しあれ





今回の介護技術研修から、受講職員が疑問に思っている事、質問したい事等の
事前アンケートを実施しました
「特にない」と記載していた職員もいました
ですが、そういう職員は「分からない事が分からない」場合が多いので、他の
職員が質問している事や疑問に思っている事を間近に聞くことで、自身の疑問
もそのうち出てくるかもしれません
もちろん、アンケートに対しての回答もしっかり受講職員に伝えました




久々の更新で力が入ってしまい、ついつい長くなりましたが、次回は職員勉強会の
模様をお伝えいたします
本日もご愛読ありがとうございました



こんにちわ!相談員のサクラです


今年は冷夏の予報通り、ギラギラした夏はまだやって来ませんが
皆様いかがお過ごしでしょうか


さて本日は
「令和元年度 第1回 
      フィードバック研修」

の模様をお伝え致します

外部の研修や講習を受けた職員が、どんな研修(講習)で何を学び
今後の業務にどう生かすか等を発表する研修です

今回発表する研修は
1.BPSD・認知症行動の対応
2.接遇と高齢者虐待

の2本立てです



まずは、「BPSD・認知症行動の対応」から
発表者は介護課職員。初めて人前で発表するという事で、発表が決まってから
毎日緊張していたと話していました




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ド緊張の発表者
「こんなに大勢集まるなんて」「緊張してしゃべれまんせんよ
と緊張がピークに達していました




そんな中、始まった発表に参加職員は熱心に耳を傾け、聞いていました
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認知症行動にはどのような症状があるのか、その症状はどのような場面で
現れるのか、また症状が現れた際には、どのように対応する事が、認知症
高齢者に安心感を与えるのか、1つずつ順序だてて発表をしていきました
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ベテラン職員は復習のために、新人職員又は、経験が浅い職員は勉強の
ために、メモを取りながら発表を聞いていました


初めての発表が終えて一安心をした様子の発表者
発表後の質問に答えられる余裕はありませんでしたが、とても良い発表に
なりました




続いては、「接遇と高齢者虐待」の発表です
僭越ながら、私、相談員が発表をさせて頂きました
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この発表は、スライドにある通り、ハートピアグループの石岡ブロックの
各施設で定期的に開催している勉強会で発表した研修内容です
国府館職員にも学んでもらった方が良いのでは?というご意見を頂き、今回
発表する事になりました


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接遇と高齢者虐待に、何の関係が????と思われる方もいるかも
しれませんが、実は密接な関係があるのです





何気ない言葉や、対応、態度が虐待に繋がりかねないという、危機感を
持って、接遇の大切さを学んでいただきましたそれには、まず接遇の基本
ともいうべき、接遇の意味をしっかり身に着けてもらいます
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とわ言え、ずっと座って聞いていると眠くなってきてしまうので、ちょっと
体を動かしてみます
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ただ立っているように見えますが、そうですただ、立っているだけなんです
これは、綺麗な立ち姿を実践しているところなんです
現代人は、スマートフォンやパソコンの操作等で、猫背になっていたり首が前に
出てしまっている人が多くいるそうです
なので、綺麗な姿勢を皆で実践してみました
ちょっとした意識で、皆姿勢が綺麗になりました




今回は20名の職員が参加してくれました
接遇の大切さや、自分たち対応が虐待に繋がりかねない事、そして対応に仕方で
認知症症状か緩和されること等を、学んでもらいました
発表する職員も、参加した職員も有意義な時間になったのではないでしょうか




次回は、第2回新人職員基礎研修の模様をお伝え出来れと思います
本日もご愛読ありがとうございました

こんにちわ相談員のサクラです

梅雨に入り毎日湿気と闘っていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか


さて、本日は
令和元年 第1回介護技術研修~2日目
の様子をお伝え致します

1日目に、復習が必要と感じたので2日目もまずは復習から始めました

まずは、基本的な車椅子の使い方や名称の確認です
さぁ入社2年目の職員達は、全員答えられるでしょうか
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車椅子を最初から最後まで正しく扱え、各名称も正しく答えられた職員は
半数でした車椅子の名称は微妙に変わっているため、以前の名称で覚えて
いる職員は、新しい名称を覚えにくいようです


正しい基本操作方法を改めて1つずつ、学んでもらいます
車椅子の広げ方、畳み方、ブレーキの掛け方、フットサポートへの足の乗せ方etc・・・
全員が理解し、操作できるまで繰り返し行いました
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続いては、チーム戦ですとは言え、勝敗を決めるわけではありません
チームに分かれて、ベッドから車椅子への移乗方法を確認していきます

今回使用する車椅子はティルト型と呼ばれる車椅子です
この車椅子を正しく操作できるのかも、併せて確認します
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車椅子の操作確認が終わったら、次は実践です
入居者様役と職員役に分れて、バスタオルを使用した移乗方法を実践して
もらいます
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車椅子を設置する場所や、移乗介助前の準備等をそれぞれのチームに行って
もらい、注意点や改善点を指導しました


そして、最終課題
『職員2人で介助する事が難しい、身体が大きな入居者様を移乗する方法を
考えて下さい

どのような入居者様が入居されるかは、誰にも分かりませんので、何時如何
なるときでも、きちんと対応できるように日頃から準備をしておくことも、
私達の仕事でもありますなので、職員2人での介助が難しい場面を想定し、
課題を出してみました


受講職員の反応はというと、皆、表情が固まり「・・・・・」でした
それでも、
「こうかな
「あっ、でもこうすると自分の身動きが取れないな
「こうすれば良いんじゃない
「でもそれじゃ、さっきのと一緒になっちゃうよね
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「えっもう分からないよ~
「これを外せば良いんじゃない
「いや、それ外しても意味ないんじゃない
などなど、皆で意見を出し合って試行錯誤


最終的には答えが出ず、「降参です」と白旗が上がりました
なので、答えとなる介助方法を介護主任から教えてもらいました
どの職員も、「えっ」「なるほど~」と、驚嘆していました



今回の研修は、復習(おさらい)を含めて、実技の確認と課題解決の3つ
に重点を置いて行いました
忘れていた事を思い出した職員もいれば、新たに知識と技術を習得した職員
もおり、有意義な研修となったようです
小さな一歩かもしれませんが、その一歩は着実に前に進んでいますので、まだ
まだ未熟な職員達ではありますが、長い目と気持ちで指導・教育を継続して
まいります



長くなってしまいましたが、本日もご愛読ありがとうございました






こんにちわ~  相談員のサクラです

全国各地で雹が降ったり高温になったりと異常気象が続いていますが
皆さまいかがお過ごしでしょうか


本日は、先日行いました
令和元年度第1回介護技術研修~1日目
の様子をお伝えします

今回の研修は、いつもお世話になっているリブドゥコーポレーションさんにご協力
を頂き、オムツの当て方のおさらいをしました
今回受講した職員は、全員過去にリブドゥさんの研修を受講した職員です。
教わったことを、日々意識して取り組んでいれば、多少の間違いがあったとしても
基本は覚えていると、いうことを前提に、以前教わった方法のおさらいです


まず、最初にリハビリパンツと尿取りパッドを渡され、「ではこれから、この
リハビリパンツを履き、尿取りパッドを当ててみてください」と、いきなりの
実践です
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皆、教わった通りに履こうとしているのか、それとも教わった事はすっかり
忘れてしまっているのか・・・・・・

どうやら、後者だったようです
なので、改めてリハビリパンツの履き方と尿取りパッドの当て方を、教わり
ました
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「すっかり忘れてました」「言われれば、そう教わりました」と、皆
反省しましたこれで、しっかり覚えられたでしょう


続いてのおさらいは、オムツの当て方です
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こちらも・・・・・・・
忘れていたことが多々あったようです・・・・・

なので、こちらも改めて教わります
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改めて教わり、正しい当て方を習得するまで、何度も練習しました
もう、これで基本は覚えたはず



せっかっく教えてもらっても、意識して実践を繰り返さないと、忘れてしまう
という事を実感した研修になりました
受講した職員達も、「こんなに忘れているとは思わなかった」「これからは
基本を意識してケアをしたい」「入居者様の気持ちになってケアをすること
の意味がちゃんと分かりました」と、本当の意味で実になったのではないで
しょうか


研修を企画している者として、やはり継続した研修でも、復習が必要である事
を実感しました
と、いう事で次回の介護技術研修も、復習を取り入れた研修を企画する予定です


本日もご愛読ありがとうございました
次回の介護技術研修もお楽しみに













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