こんにちわ!相談員のサクラです
令和2年を迎えて、あっという間にお正月も終わってしまいましたが、
皆様いかがお過ごしでしょうか
さて、本日は、令和元年度第3回介護技術研修の様子をお伝え致します
今回の研修テーマは「食事介助と口腔ケア」です
食事介助と一言にいっても、ご自分で食事を召し上がれない方に、お食事を
食べて頂くだけが介助ではありません
姿勢を整えて、入居者様にも食べる準備をして頂くことから介助が始まります
今回も、栄養課協力の下、入居者様が召し上がっている食事を準備してもらい
ました
今回用意してもらったのは、
お粥とお粥のペースト
みそ汁と味噌汁のペースト
サラダとサラダのソフト食
煮物のソフト食とペースト
の4品8種類です
まずは、マニュアルに沿って主任から食事介助の概要説明です
食事介助が必要ない入居者様も多数いらっしゃるので、実際に介助を
する機会がない職員もいるので、基本からおさらいです
おさらいの後は、実際に介助の練習です
普段、食事介助を行っている職員は、いつも自分が行っている方法で
介助をしてもらいました
また、座って介助をするパターンと、立って介助をするパターンも
お粥のペーストは「何食べさせられてるか分からない」
「味がなくて、口の中でべたつくから、美味しいとは思えない」
などの感想が飛び交いました
立って介助をしてもらった職員は、「上を向かなきゃいけないし、どの
タイミングでスプーンが口に入ってくるか分からない」
「食べるスピードが自分とは違うから、食べてから飲み込むのに、
なんとなく食べにくい感じがする」と・・・
続いては、色々な体勢で介助をしてもらいます
入居者様の中には、座っていても体が傾いてしまう方もいれば、頭が
後ろに下がっていってしまう方もいるので、そのような体勢になって
しまっている方に対しての、介助方法を学びます
眼を閉じたまま介助をされた職員は、「ごはんだと言われても、何が
入ってくるのか分からないから、怖かった」と。
上向きのまま介助された職員からは「上を向いたままでは、飲み込めない」
「どう飲み込んで良いのか分からない」と、飲み込む難しさを体感
しました
また、体が傾いている状態で食べた職員は、「顔をどっちに向けていいか
分からないし、飲み込みにくかった」と、こちらも、食べにくさを
実感しました
最後は、食べやすさや見た目と味の違い、食感の違いなどの意見を出し合い
残った食事を味わいました
口腔ケアでは、看護師から高齢者の口内環境の特徴や、口腔ケアを実施する
際の注意点などの講義を受けました
日々のケアの中での質問や疑問も、同じ職場で働く先輩だからこそ
聞きやすかったのか、様々な質問も飛び交いました
今回の研修で、初めてペースト食を食べた職員も多く、「いつも、
介助しているだけだったけど、味や見た目が大事だという事が、良く
分かりましたこれから、食事介助を行う時は今回の研修で自分が
実感した事を忘れず、本当の意味で入居者様の立場に立って介助を
する事が出来そうです」と、介助を受ける側の気持ちを理解して
もらう事が出来ました
介護のプロとして、基本的な介護技術や知識を身につけることは当然
ですですが、相手の立場や気持ちを理解したうえで、その方に合った
ケアを提供する事こそがプロです
今回の研修で学んだ事を実践してもらえたら、企画者としては本望です
年間で予定している研修も残りわずかとなりましたが、最後まで手を抜かず
気を抜かず、しっかり実施してまいりますので、また皆様にご報告致します
本日も、ご愛読いただきありがとうございました
令和2年を迎えて、あっという間にお正月も終わってしまいましたが、
皆様いかがお過ごしでしょうか
さて、本日は、令和元年度第3回介護技術研修の様子をお伝え致します
今回の研修テーマは「食事介助と口腔ケア」です
食事介助と一言にいっても、ご自分で食事を召し上がれない方に、お食事を
食べて頂くだけが介助ではありません
姿勢を整えて、入居者様にも食べる準備をして頂くことから介助が始まります
今回も、栄養課協力の下、入居者様が召し上がっている食事を準備してもらい
ました
今回用意してもらったのは、
お粥とお粥のペースト
みそ汁と味噌汁のペースト
サラダとサラダのソフト食
煮物のソフト食とペースト
の4品8種類です
まずは、マニュアルに沿って主任から食事介助の概要説明です
食事介助が必要ない入居者様も多数いらっしゃるので、実際に介助を
する機会がない職員もいるので、基本からおさらいです
おさらいの後は、実際に介助の練習です
普段、食事介助を行っている職員は、いつも自分が行っている方法で
介助をしてもらいました
また、座って介助をするパターンと、立って介助をするパターンも
お粥のペーストは「何食べさせられてるか分からない」
「味がなくて、口の中でべたつくから、美味しいとは思えない」
などの感想が飛び交いました
立って介助をしてもらった職員は、「上を向かなきゃいけないし、どの
タイミングでスプーンが口に入ってくるか分からない」
「食べるスピードが自分とは違うから、食べてから飲み込むのに、
なんとなく食べにくい感じがする」と・・・
続いては、色々な体勢で介助をしてもらいます
入居者様の中には、座っていても体が傾いてしまう方もいれば、頭が
後ろに下がっていってしまう方もいるので、そのような体勢になって
しまっている方に対しての、介助方法を学びます
眼を閉じたまま介助をされた職員は、「ごはんだと言われても、何が
入ってくるのか分からないから、怖かった」と。
上向きのまま介助された職員からは「上を向いたままでは、飲み込めない」
「どう飲み込んで良いのか分からない」と、飲み込む難しさを体感
しました
また、体が傾いている状態で食べた職員は、「顔をどっちに向けていいか
分からないし、飲み込みにくかった」と、こちらも、食べにくさを
実感しました
最後は、食べやすさや見た目と味の違い、食感の違いなどの意見を出し合い
残った食事を味わいました
口腔ケアでは、看護師から高齢者の口内環境の特徴や、口腔ケアを実施する
際の注意点などの講義を受けました
日々のケアの中での質問や疑問も、同じ職場で働く先輩だからこそ
聞きやすかったのか、様々な質問も飛び交いました
今回の研修で、初めてペースト食を食べた職員も多く、「いつも、
介助しているだけだったけど、味や見た目が大事だという事が、良く
分かりましたこれから、食事介助を行う時は今回の研修で自分が
実感した事を忘れず、本当の意味で入居者様の立場に立って介助を
する事が出来そうです」と、介助を受ける側の気持ちを理解して
もらう事が出来ました
介護のプロとして、基本的な介護技術や知識を身につけることは当然
ですですが、相手の立場や気持ちを理解したうえで、その方に合った
ケアを提供する事こそがプロです
今回の研修で学んだ事を実践してもらえたら、企画者としては本望です
年間で予定している研修も残りわずかとなりましたが、最後まで手を抜かず
気を抜かず、しっかり実施してまいりますので、また皆様にご報告致します
本日も、ご愛読いただきありがとうございました