皆さんこんちわ相談員のサクラです
梅雨が明けた途端に猛暑日が続き、天気予報では毎回のように
『熱中症にご注意下さい」とアナウンスされる日々ですが、
皆様いかがお過ごしでしょうか
今回は前回に引き続き、基礎研修2日目の模様をお伝え致します
2日目は、介護技術に関する内容となっております
では、早速
1時限目:介護概論
担当講師:介護一課主任
専門職のみならず、各分野についてその全体の概要を論じるのが「概論」。
介護分野においても、介護とは何ぞや?というところで、まずは概論から
学んで頂きます
介護経験が長い職員もいますが、概論を学ぶ機会は少ないので、皆
一生懸命メモを取りながら受講しています
2時限目:入浴・更衣介助
担当講師:介護一課主任
続いての講義は、入浴介助と更衣介助です
食事・排泄・入浴は3大介護と言われるくらい、介護の基本になります
日常業務でも行っている入浴介助ですが、介助の際に気を付けなければ
ならない事、普段何気なく行っている更衣介助もきちんとした理論が
あること等を学んで頂きました
3時限目:移乗・移動介助、排泄介助
担当講師:介護二課主任
2時限目の講義でも触れましたが、排泄介助は介護の基本中の基本
しかし、おトイレでの介助にも様々な介助方法があり、ベッド上での
介助方法にも様々な方法があります
実際のケアで行っている介助方法も、きちんと基本的知識を習得する
事で、入居者様に合ったケアが提供できるのです
イラストをふんだんに使って分かりやすくした資料を基に、介助の基本や
使用する福祉用具の名称など、基本を学んで頂きました
4時限目:看取り介護・清拭、環境整備
担当講師:介護二課主任
人生の最期をどのように迎えたいか・・・・。若い世代の方々にはピンと
来ないかもしれませんが、自分の人生の幕を下ろす場所やその時の環境
を自分で選びたいと思いませんか
国府館は、その人生の最期までお世話をさせて頂ける施設になるので、
人生の幕を下ろし始めた方々に、今まで以上に穏やかにそして安心して
過ごして頂けるように支援しております
介護経験は長くても、看取り介護を経験していない職員もいます。
もちろん、国府館で勤務する職員の中にも、経験をしていない職員も
いますですので、必ずしも担当できるかどうかは、分からないので
いざ、担当になった時に入居者様を不安にさせないために、知識として
習得しておく必要があります
昼食休憩
5時限目:有料老人ホームの医療と看護
担当講師:看護課主任
高齢者福祉施設で勤務する者として、高齢者の特徴を把握する事は重要です
若い世代の人達は、自分たちに出来て高齢者にはできない事をきちんと理解
してもらう必要があります何故ならば、「出来て当たり前」の若い世代と
「出来ない事が多くなってきた」世代のギャップを理解する事が、より良い
ケアの提供に繋がるからです
私自身も昔「あんたも私たちくらいの年になれば分かるよ」と
先輩職員から良く言われていました。実際、その年齢を超えた時、
20歳代で当たり前のように出来た事が、今は恐怖感を覚えたり、体が
思うように動かなかったりと、年齢と共に変換している体力や精神力
を目の当たりにしている所です
6時限目:バイタルサイン
担当講師:看護課主任
バイタルサインとは、聞き慣れない言葉かもしれませんが、私たち
介護業界はもちろん、医療業界では当たり前の言葉です
最近の医療系ドラマも、かなりリアルになっているので、医療系ドラマ
がお好きな方は聞いた事があるかもしれませんが
バイタルサインとは、『生命に関する最も基本的な情報』として、体温・
脈拍・血圧・呼吸・意識状態を総称したものです
それぞれに、正しい測定方法があり、正常範囲内とされる数値があります。
入居者様の健康を維持するためには、異状の早期発見が必要になってきます
介護職員でも正しい測定法を学び、日常のケアに反映させることもこの講義
の役割でもあります
脈の取り方や血圧測定の中でも「聴診」や「触診」の実習です
毎回、この実習が一番盛り上がるのはどうしてでしょうかね・・・
7時限目:緊急時対応法(救急法)
担当講師:看護課主任
普段、生活を送っている中で緊急的な対応を求められる事は少ないかも
しれません。ですが、高齢者施設に関わらず緊急的な出来事が発生した
場合には、速やかな対応をしなければなりません
救急隊員や消防設備関連会社の担当者も共通の事を言います
『日頃からの訓練が必要。訓練もしていないで緊急時に対応しようとし
ても出来るものではない。だから、定期的な訓練が必要なんです!』と。
私たちも例外ではありませんいざという時に、慌ててしまい右往左往
することがないように、緊急時の対応につてい学びます
疲労が蓄積してきている様子が伺えますが、2日目の講義も残すところ
後3つ気合いを入れなおして、頑張りましょう
8時限目:認知症ケア
担当講師:研修教育委員会委員
昔は「認知症」という言葉ではなく、様々な言い方で呼ばれていましたが
ここ数年ですっかり定着しましたそして、医療の進歩と共に認知症も
1つではなく、複数の種類に分類されるようになっています
そして、今では認知症も高齢者だけの病気ではなく、若い世代でも発症
する病気である事も知られています
2001年には若年性アルツハイマー病を患った妻と、その夫の夫婦愛をテーマ
にしたドラマや、それをリメイクした韓国版、また、2018年には若年性アルツ
ハイマー病の前段階とされる軽度認知障害(MCI)に侵された女医と元小説
家の恋愛ドラマもあり、認知症が高齢者だけが掛かる病気ではないという認識
が徐々に広まっているように感じます
9時限目:食事介助・口腔ケア、服薬介助
担当講師:研修教育委員会委員
3大介護の1つでもある食事介助介助方法を間違えると、とても大きな
事故につながる可能性があるので、しっかりと基本を学んで頂きます
また、食後の歯磨きや口腔ケアも、私たちが普段行っている歯磨きだけでは
なく、義歯の手入れはもちろん、お口の中に異常がないか確認するのも、
ケアの1つです
また、健康を維持するために大切なお薬も、入居者様いよっては飲むことを
拒む方もいらっしゃるので、そのような時にはどう対応したらいいのか、また
介助をするときの注意点や、国府館での服薬介助マニュアルなどについての
説明がありました
10時限目:リスクマネジメント
担当講師:リスクマネジメント委員会副委員長
研修2日目の最終講義は、リスクマネジメントです
各企業や業種でも、リスクマネジメントについての取り組みは行っていると
思いますが、福祉施設でもリスクマネジメントは必須事項です
リスクマネジメントと一言で言っても、様々なリスがあります。
なので、国府館において考えられるリスクや、過去の事象から学ぶべきリスク
について説明がありました
また、危険を予測するトレーニングとして、『危険予知トレーニング』も行いました
受講職員それぞれに視点で、考えられる危険な点(意見)が沢山上がりました
途中、眠くなってしまった時間帯もあった受講職員でしたが、皆、それぞれに
得たものがあり、また、学んだからこそ生まれた疑問もあり、とても有意義な
研修となったようです
毎日のように新型コロナウイルス感染者が増えている茨城県ですが、マスクの着用
はもちろんの事ながら、手洗い・うがいをしっかり行い、感染を予防しましょう
長くなってしまいましたが、本日もご愛読ありがとうございました
梅雨が明けた途端に猛暑日が続き、天気予報では毎回のように
『熱中症にご注意下さい」とアナウンスされる日々ですが、
皆様いかがお過ごしでしょうか
今回は前回に引き続き、基礎研修2日目の模様をお伝え致します
2日目は、介護技術に関する内容となっております
では、早速
1時限目:介護概論
担当講師:介護一課主任
専門職のみならず、各分野についてその全体の概要を論じるのが「概論」。
介護分野においても、介護とは何ぞや?というところで、まずは概論から
学んで頂きます
介護経験が長い職員もいますが、概論を学ぶ機会は少ないので、皆
一生懸命メモを取りながら受講しています
2時限目:入浴・更衣介助
担当講師:介護一課主任
続いての講義は、入浴介助と更衣介助です
食事・排泄・入浴は3大介護と言われるくらい、介護の基本になります
日常業務でも行っている入浴介助ですが、介助の際に気を付けなければ
ならない事、普段何気なく行っている更衣介助もきちんとした理論が
あること等を学んで頂きました
3時限目:移乗・移動介助、排泄介助
担当講師:介護二課主任
2時限目の講義でも触れましたが、排泄介助は介護の基本中の基本
しかし、おトイレでの介助にも様々な介助方法があり、ベッド上での
介助方法にも様々な方法があります
実際のケアで行っている介助方法も、きちんと基本的知識を習得する
事で、入居者様に合ったケアが提供できるのです
イラストをふんだんに使って分かりやすくした資料を基に、介助の基本や
使用する福祉用具の名称など、基本を学んで頂きました
4時限目:看取り介護・清拭、環境整備
担当講師:介護二課主任
人生の最期をどのように迎えたいか・・・・。若い世代の方々にはピンと
来ないかもしれませんが、自分の人生の幕を下ろす場所やその時の環境
を自分で選びたいと思いませんか
国府館は、その人生の最期までお世話をさせて頂ける施設になるので、
人生の幕を下ろし始めた方々に、今まで以上に穏やかにそして安心して
過ごして頂けるように支援しております
介護経験は長くても、看取り介護を経験していない職員もいます。
もちろん、国府館で勤務する職員の中にも、経験をしていない職員も
いますですので、必ずしも担当できるかどうかは、分からないので
いざ、担当になった時に入居者様を不安にさせないために、知識として
習得しておく必要があります
昼食休憩
5時限目:有料老人ホームの医療と看護
担当講師:看護課主任
高齢者福祉施設で勤務する者として、高齢者の特徴を把握する事は重要です
若い世代の人達は、自分たちに出来て高齢者にはできない事をきちんと理解
してもらう必要があります何故ならば、「出来て当たり前」の若い世代と
「出来ない事が多くなってきた」世代のギャップを理解する事が、より良い
ケアの提供に繋がるからです
私自身も昔「あんたも私たちくらいの年になれば分かるよ」と
先輩職員から良く言われていました。実際、その年齢を超えた時、
20歳代で当たり前のように出来た事が、今は恐怖感を覚えたり、体が
思うように動かなかったりと、年齢と共に変換している体力や精神力
を目の当たりにしている所です
6時限目:バイタルサイン
担当講師:看護課主任
バイタルサインとは、聞き慣れない言葉かもしれませんが、私たち
介護業界はもちろん、医療業界では当たり前の言葉です
最近の医療系ドラマも、かなりリアルになっているので、医療系ドラマ
がお好きな方は聞いた事があるかもしれませんが
バイタルサインとは、『生命に関する最も基本的な情報』として、体温・
脈拍・血圧・呼吸・意識状態を総称したものです
それぞれに、正しい測定方法があり、正常範囲内とされる数値があります。
入居者様の健康を維持するためには、異状の早期発見が必要になってきます
介護職員でも正しい測定法を学び、日常のケアに反映させることもこの講義
の役割でもあります
脈の取り方や血圧測定の中でも「聴診」や「触診」の実習です
毎回、この実習が一番盛り上がるのはどうしてでしょうかね・・・
7時限目:緊急時対応法(救急法)
担当講師:看護課主任
普段、生活を送っている中で緊急的な対応を求められる事は少ないかも
しれません。ですが、高齢者施設に関わらず緊急的な出来事が発生した
場合には、速やかな対応をしなければなりません
救急隊員や消防設備関連会社の担当者も共通の事を言います
『日頃からの訓練が必要。訓練もしていないで緊急時に対応しようとし
ても出来るものではない。だから、定期的な訓練が必要なんです!』と。
私たちも例外ではありませんいざという時に、慌ててしまい右往左往
することがないように、緊急時の対応につてい学びます
疲労が蓄積してきている様子が伺えますが、2日目の講義も残すところ
後3つ気合いを入れなおして、頑張りましょう
8時限目:認知症ケア
担当講師:研修教育委員会委員
昔は「認知症」という言葉ではなく、様々な言い方で呼ばれていましたが
ここ数年ですっかり定着しましたそして、医療の進歩と共に認知症も
1つではなく、複数の種類に分類されるようになっています
そして、今では認知症も高齢者だけの病気ではなく、若い世代でも発症
する病気である事も知られています
2001年には若年性アルツハイマー病を患った妻と、その夫の夫婦愛をテーマ
にしたドラマや、それをリメイクした韓国版、また、2018年には若年性アルツ
ハイマー病の前段階とされる軽度認知障害(MCI)に侵された女医と元小説
家の恋愛ドラマもあり、認知症が高齢者だけが掛かる病気ではないという認識
が徐々に広まっているように感じます
9時限目:食事介助・口腔ケア、服薬介助
担当講師:研修教育委員会委員
3大介護の1つでもある食事介助介助方法を間違えると、とても大きな
事故につながる可能性があるので、しっかりと基本を学んで頂きます
また、食後の歯磨きや口腔ケアも、私たちが普段行っている歯磨きだけでは
なく、義歯の手入れはもちろん、お口の中に異常がないか確認するのも、
ケアの1つです
また、健康を維持するために大切なお薬も、入居者様いよっては飲むことを
拒む方もいらっしゃるので、そのような時にはどう対応したらいいのか、また
介助をするときの注意点や、国府館での服薬介助マニュアルなどについての
説明がありました
10時限目:リスクマネジメント
担当講師:リスクマネジメント委員会副委員長
研修2日目の最終講義は、リスクマネジメントです
各企業や業種でも、リスクマネジメントについての取り組みは行っていると
思いますが、福祉施設でもリスクマネジメントは必須事項です
リスクマネジメントと一言で言っても、様々なリスがあります。
なので、国府館において考えられるリスクや、過去の事象から学ぶべきリスク
について説明がありました
また、危険を予測するトレーニングとして、『危険予知トレーニング』も行いました
受講職員それぞれに視点で、考えられる危険な点(意見)が沢山上がりました
途中、眠くなってしまった時間帯もあった受講職員でしたが、皆、それぞれに
得たものがあり、また、学んだからこそ生まれた疑問もあり、とても有意義な
研修となったようです
毎日のように新型コロナウイルス感染者が増えている茨城県ですが、マスクの着用
はもちろんの事ながら、手洗い・うがいをしっかり行い、感染を予防しましょう
長くなってしまいましたが、本日もご愛読ありがとうございました