常陸国府館のブログ

〜 茨城県"石岡市"にある介護付有料老人ホームのBLOGです!〜

 株式会社ハートピア
   介護付有料老人ホーム ケアホーム 常陸国府館
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  🔶 〒315-0013 茨城県石岡市府中1丁目3番9号
  🔶 TEL 0299-35-5631 / FAX 0299-35-5632
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技術

こんにちは ケロヨンです

今日は介護技術研修の様子をお伝えします
今回は移乗の仕方についてです
まずベテラン介護士が説明をしてくれました

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どんなふうにやるか真剣にきいてます
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しっかりと説明を聞いたら
はい、やってみようか
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上手く出来るかな
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今回もみんな真剣に講義を受け更に今後の介護に役立てる事でしょう

本日もご愛読ありがとうございました




こんにちわ!相談員のサクラです


今年も残すところ1ヶ月弱となりました。インフルエンザも徐々に確認
される時期になりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか

新型コロナウイルスが確認されてから、様々な事が中止や延期を余儀
なくされており、「リモート〇〇」が一般的になりつつあります
国府館でも、リモート面会を再開しましたところです
その他にも、ハートピアグループではリモート会議を実施しており、リモー
ト〇〇が定着しつつあります


今回は、今年度になってから1度も行えてなかったリブドゥコーポレーション
による介護技術研修をリモートで行いました
ちなみに、リモート研修を行って下さるリブドゥコーポレーションさんは、
栃木県からのアクセスです


研修で使用する資料や、物品などは事前に持って来て下さいました
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初めてのリモート研修に受講職員もちょっと緊張です
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いよいよ開講です
まずは、現在国府館で使用している、尿取りパッドやオムツ類の特質や特徴
などの製品説明からです
スクリーンの向こう側にいるリブドゥコーポレーションの担当者の説明を、資料
とカタログと、実際の商品を手に取りながら、受けました
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尿取りパッドの説明では、厚みや吸収帯などの説明も受け、実際に触って
みたり、透かしてみたりしてそれぞれが確認をしました
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続いては、給水実験です
実験で使用するパッド類や色水も、リブドゥさんが用意してくれました
準備ができら実験開始です
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いざ、投入
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給水の速度や量、パッドの表面、重さなどを観察します
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表面、サラサラ」「こんなにサラサラなの」「こんな量でも、それ
なりに重いんだね」と、初めて水分を吸収した後の、表面に触った職員
ばかりで、驚いていました

残っていた色水を全部入れて、再びタッチ
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「全然、手が濡れない」「サラサラのままだ」と、表面のサラサラ感が
続いている事に更に驚いていました

ついでに、ギューっと体重を掛けてみても
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水分は戻って来ませんでしたこれにも、皆驚いていました


最後の実験は、水分を吸収したパッドの解体です
中心を、破いて中を観察
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中を見て、触って、ホジホジ・・・・・
「凄い何層にもなってる」「初めて触った~」「底はこうなってるのか
と、解体作業も驚きの連続でした


続いての研修は、実際にリハビリパンツやおむつを当てる、履かせ方と当て
方です
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リハビリパンツを履くときや、パッドの入れ方、股関節への合わせ方等、リモート
で指導を受けながら修正しました



オムツの当て方は、まず動画を見てから、実践です
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ウェブカメラを使って、修正点や改善点の指導を受けました
今回受講した職員は、全員オムツの当て方の研修を今まで一度も受けた事
がなかったので、「こうすれば良かったんだ」「以外と、真ん中に合わせる
のって難しいね」「今まで、普通に当てていたけど、ギャザーもちゃんと
役割があったんだ」と、驚きと、発見が沢山あったようです



初めての介護技術リモート研修でしたが、結果は上々だったのではないかと
実感しております
当然、改善点はありますので先方の担当者と相談をしながら、精度を高めて
いければ、「リモート研修」が有意義な時間になるのではないかと思います
受講した職員も、リモートではありながらも、真剣に取り組み、新たな発見や
驚きもありながら、新しい知識を吸収する事ができたようでした



新しい生活様式の一つである「リモート〇〇」。
国府館もその波に乗れた研修でした


少し長くなってしまいましたが、最後までお付き合いいただき、
ありがとうございました























こんにちわ!相談員のサクラです


厳しい残暑ではありますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
残暑にも負けず、今年度の研修企画は順調に進行中です



さて、先日行った研修は、
令和2年度 第2回 介護技術研修~入浴・手足浴
です。
今回の受講職員は、経験がありながらも、今まで勤務していた施設では実際に
行ったことがないという職員や、新入職員です
また、『密』にならないように、換気をしたりソーシャルディスタンスに注意
をしながら行いました


まずは座学からです
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私たちは毎日入浴していますが、その目的や理由など、考えた事ありますか
普段の生活では、目的など考えませんが、介護にはすべての介助に目的や
理由が必ずあります
それを座学でしっかり学んでもらいました


続いては、機械浴槽の操作です
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初めて機械浴槽を見る職員もおり、皆興味津々ですが一生懸命メモを取りながら
講師の説明を聞いていました


機械浴で使用するシャワーチェアーの操作方法も、メモを取りながら真剣に聞いて
いました
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説明を受けた後は、実践です
入居者様役になる職員は、最初恥ずかしがっていましたが、操作する職員は実際の
介護を行っているかの如く、真剣さながらです
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機械浴槽の使用方法を一通り終えたら、次は手浴と足浴です
こちらも、実際に行う職員がほとんどで、力加減やお湯の温度など一つ一つ
確認しながら、実践しました
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足を出す事に抵抗がある職員も当然いましたが、百聞は一見に如かず
手浴や足浴を行う機会は少ないため、おぼつかない手付きではありましたが
入居者様に声を掛けるように、湯加減や力加減を伺いながら、手技を習得し
ようと、真剣に取り組んでくれました


手浴・足浴を行い、行ってもらった感想は
「どの程度力を入れたらいいのか、力加減が分からなかった
「自分では丁度良い湯加減だと思ったけど、入居者様役の職員に熱いと言われ
湯加減が難しかった
「短時間の足浴や手浴なので、体がとても温まったのには驚いた
「研修ではテーブルを使用したが、実際行う事になったら、入居者様が濡れない
ように、また、入居者様が辛くない態勢を考えると、難しいと思った
「手浴の時、腕の向きをどうしら良いのか分からなくなってしまった
あの態勢は入居者様には無理があると思ったが、手浴を行う事に意識が向いて
しまった」等々、行って・行ったからこその感想が沢山ありました



介護技術は、見ていると簡単そうに見える手技が多くありますが、それを体験する
事で難しさを理解する事ができます。もちろん、難しさだけではなく、自分が行う
としたら何に気を付けなければならないのかを、考えてもらう事も研修の目的の
1つです
頭や心の中で分かっていても、それを言葉として出す事で、その改善方法がより明
確になり、自分の手技として定着すると思います
入居者様へのより良い介護の提供のため、職員の技術向上は永遠の課題でもありま
すが、新入職員を始め初心を忘れてしまいがちなベテラン職員にとっても、学ぶべ
き事が多い研修となりました



長くなってしまいましたが、本日もご愛読ありがとうございました

こんにちわ相談員のサクラです


あっという間に6月になり、梅雨入りのニュースが聞こえる頃と
なりましたが、いかがお過ごしでしょうか

さて、新型コロナウィルスの影響により、様々な行事や事業が
中止や延期となっており、ハートピア福祉学院でも予定をして
いた初任者研修も上期は中止となってしまいました
そんな中でも、国府館内で企画・開催をしている研修は、予定
通り実施しました
今回の介護技術研修は
「移乗・移動介助」です


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まずは、基本的な車椅子の種類と、車椅子の名称です
普段、使用している車椅子も正しく名称を覚える事で、不調や不具合が
生じたときにも、速やかに対応する事が出来ます


続いては、車椅子に乗っている方の中で、どうしても傾いてしまう方の
対応方法です
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傾いた姿勢が続くと、食事もしっかり摂れなくなったり、長い時間
肘置き(アームサポート)が体の一部の当たり続けると、赤くなった
り、内出血をしてしまったりしまうので、極力、体をまっすぐになる
ように、補整します




続いては、段差の越え方です
施設内はバリアフリーになっていますが、屋外は気づかないほどの小さな
段差から、目に見えて分かる段差等、車椅子に乗っている方にとっては、
障害になり得る段差が多くあります
段差は、ただ車椅子を前に押せば超えられるものではありませんので、安全
に段差を越える方法を学びます
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講師陣のお手本の後は、実践です
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簡単にキャスターを上げられる職員と、なかなか上げられない職員が
いましたが、後者はモデルが重いからかも・・・


最後は、車椅子からベッドへの移乗介助の方法です
20年も昔と、今とでは介助の方法が若干違うようです
ただ、基本的な介助方法のみでは対応できない方ばかりなので、必ず
応用は必要ですなので、昔の方法での介助が向いている方と、そう
ではない方を見極める事も自ずと必要になります


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職員同士で介助方法の実践です
基本方法実践の後、「膝を挟む」「担ぐ」「2人介助」など、様々な
方法を実践しました
新人職員も、ブランクがある職員も、何度も実践をして日常業務の中
で感じていた疑問点などを解消しました




介護経験が長くなると、基本的な研修を受ける場が少なくなってしま
うので、今回の研修はブランクがある職員や新人職員には、とても
充実したものになったようです
次回の介護技術研修は、入浴介助や手浴・足浴を予定しています
それも、どうぞお楽しみに


本日もご愛読ありがとうございました










こんにちわ相談員のサクラです


なかなか新型コロナウイルス感染症が収束しませんが
皆様いかがお過ごしでしょうか


本日は、令和元年度第4回介護技術研修をお伝えします
今年度最後の介護技術研修1日目はまず、いつもお世話になっている
リブドゥコーポレーションさんによる、スキンケアです
この時期に、外部業者を館内にお招きする事に疑問を抱く方もいらっしゃる
かと思いますが、研修を実施したのは、実は先月なんです
なので、そこはご安心ください



では早速、研修の様子です
スキンケアとは、読んで字のごとく、肌のケアです
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まずは、お肌の機能について講義を受けます
皆さんも一度は聞いたことがある「ターンオーバー」や「皮脂膜」等
を説明してもらいました
受講職員の中にはターンオーバーという言葉を始めて耳にした者もいた
ようですが


続いては、こちらも一度は聞いたことがある「弱酸性」や「アルカリ性」
について、実験を踏まえて説明がありました
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お肌は弱酸性なんてフレーズをCMで聞いたこともあると思いますが、
それを実験で見せてくれました
不思議なペンを使って、肌をこすると色が浮き出てきました
色が浮き出た部分に石鹸を付けると、また色が変わりました
この色が、弱酸性とアルカリ性を教えてくれたのです
学生の頃、酸性とアルカリ性の色について、リトマス試験紙を使った事
ありませんかまさに、あれでした


こんな機会はないので、職員も試させて頂きました
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水をつけて、魔法のペンでぐるぐる・・・・
講師と同じ色が浮き出てきた



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同じ場所を石鹸でゴシゴシ・・・・緑に変わった
と、いうことで実験成功です
緑になった部分がどうなるのかというと、それは後程




さて、お肌の事が分かったら、次はデリケートな部分のケアです
高齢者のみならず、おむつを使っている方共通ですが、デリケートな
部分をきちんとケアしないと、それこそスキントラブルにつながって
しまいます
そこで、正しいケア方法を伝授してもらいました


まずは、普段どのようにスキンケアを実施しているのか実践です
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受講職員の実践が一通り終了したら、講師から修正点や改善点を教えて
もらいながら、正しい方法を伝授してもらいました
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どこに、どのようにタオルなどを当てる事が望ましいとか、水分が残って
いるとおむつ内の湿度がどれほど上昇するか等々、言われて初めて納得
できるもばかりなんですが、教わらないと気が付けない事も沢山ありました




外出をご遠慮いただいており、入居者の皆様には大変ご迷惑おかけしますが
入居者様のスキンケアはもちろん、健康管理に努めてまいります
1日も早い感染症の収束を願うばかりではございますが、皆様も十分ご注意
下さい









こんにちわ!相談員のサクラです

令和2年を迎えて、あっという間にお正月も終わってしまいましたが、
皆様いかがお過ごしでしょうか

さて、本日は、令和元年度第3回介護技術研修の様子をお伝え致します
今回の研修テーマは「食事介助と口腔ケア」です

食事介助と一言にいっても、ご自分で食事を召し上がれない方に、お食事を
食べて頂くだけが介助ではありません
姿勢を整えて、入居者様にも食べる準備をして頂くことから介助が始まります
今回も、栄養課協力の下、入居者様が召し上がっている食事を準備してもらい
ました

今回用意してもらったのは、
お粥とお粥のペースト
みそ汁と味噌汁のペースト
サラダとサラダのソフト食
煮物のソフト食とペースト
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の4品8種類です


まずは、マニュアルに沿って主任から食事介助の概要説明です
食事介助が必要ない入居者様も多数いらっしゃるので、実際に介助を
する機会がない職員もいるので、基本からおさらいです
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おさらいの後は、実際に介助の練習です
普段、食事介助を行っている職員は、いつも自分が行っている方法で
介助をしてもらいました
また、座って介助をするパターンと、立って介助をするパターンも
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お粥のペーストは「何食べさせられてるか分からない
「味がなくて、口の中でべたつくから、美味しいとは思えない
などの感想が飛び交いました
立って介助をしてもらった職員は、「上を向かなきゃいけないし、どの
タイミングでスプーンが口に入ってくるか分からない
「食べるスピードが自分とは違うから、食べてから飲み込むのに、
なんとなく食べにくい感じがする」と・・・



続いては、色々な体勢で介助をしてもらいます
入居者様の中には、座っていても体が傾いてしまう方もいれば、頭が
後ろに下がっていってしまう方もいるので、そのような体勢になって
しまっている方に対しての、介助方法を学びます
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眼を閉じたまま介助をされた職員は、「ごはんだと言われても、何が
入ってくるのか分からないから、怖かった」と。
上向きのまま介助された職員からは「上を向いたままでは、飲み込めない
「どう飲み込んで良いのか分からない」と、飲み込む難しさを体感
しました
また、体が傾いている状態で食べた職員は、「顔をどっちに向けていいか
分からないし、飲み込みにくかった」と、こちらも、食べにくさを
実感しました



最後は、食べやすさや見た目と味の違い、食感の違いなどの意見を出し合い
残った食事を味わいました
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口腔ケアでは、看護師から高齢者の口内環境の特徴や、口腔ケアを実施する
際の注意点などの講義を受けました
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日々のケアの中での質問や疑問も、同じ職場で働く先輩だからこそ
聞きやすかったのか、様々な質問も飛び交いました




今回の研修で、初めてペースト食を食べた職員も多く、「いつも、
介助しているだけだったけど、味や見た目が大事だという事が、良く
分かりましたこれから、食事介助を行う時は今回の研修で自分が
実感した事を忘れず、本当の意味で入居者様の立場に立って介助を
する事が出来そうです」と、介助を受ける側の気持ちを理解して
もらう事が出来ました



介護のプロとして、基本的な介護技術や知識を身につけることは当然
ですですが、相手の立場や気持ちを理解したうえで、その方に合った
ケアを提供する事こそがプロです
今回の研修で学んだ事を実践してもらえたら、企画者としては本望です



年間で予定している研修も残りわずかとなりましたが、最後まで手を抜かず
気を抜かず、しっかり実施してまいりますので、また皆様にご報告致します

本日も、ご愛読いただきありがとうございました

こんにちわ!
ご無沙汰しております相談員のサクラです
しばらくブログの更新をしておりませんでしたが、ご心配なく健在です


さて、私が久しぶりにペンを執ったという事は、そうです!
研修のご報告です

と、いうことで
令和元年度 第2回 介護技術研修~入浴・手浴足浴編
をお届けいたします


入浴介助と言っても、チェアインバスという機械浴の操作方法と、
介助時の注意事項を中心に研修を行いました
国府館には機械浴を使用する方がいない為、いざという時使い方が分からない
な~んてことにならないように、しっかり学んでもらいます

まずは、機械浴槽の使用方法から教えてもらいます

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通常使用している、リフト浴とはお湯の溜め方も湯量の調整方法も全く違うので、
受講職員はメモを取りながら、先輩職員の説明を真剣に聞いています



続いては、浴槽用の椅子の使用方法です
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キャスター付きの浴槽用椅子の操作も使い慣れないので、後ろに下げるのも
思うようにキャスターが動いてくれず、悪戦苦闘しました
誰も乗っていない状態でも操作が難しいという事は、実際に入居者様が座って
いたらもっと難しいという事ですなので、安全に入浴介助が出来るように、
実際に椅子に座って、改めて操作方法を確認します
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「人が乗るだけで、こんなに変わるんですね
「まっすぐ進まない
「足元が見えにくいから、ぶつからないか怖いよね」等々、実際動かして
みて初めて気が付く点も多くありました
なので、受講職員が交代で操作する側と乗る側を体験しました
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このタイプの機械浴は、椅子ごと浴槽に入るのですが、浴槽に入れるためには
背もたれを既定の角度まで倒さなければならないのです。
その背もたれを倒す時が、ちょっと不安になるようで、乗っている職員は、
「うわっ」と言いながら肘掛をつかんだり、起き上がろうとしていました
これも、一つの勉強です
機械浴槽を利用する入居者様と同じ体験をすることで、自分が感じた不安や恐怖
を入居者様に感じさせないように、一つ一つの動作を丁寧に行い、これから何を
するのかきちんと説明をする事の重要性を認識できました


機械浴使用法等の次は、手浴と足浴です
入浴ができない方や、血行促進・浮腫改善のために行う手浴と足浴。
定期的に入浴をしている入居者様ばかりなので、こちらも行う機会が少ないので
手技を身に着けてもらうために、実習です


まずは手浴から
指や手首等の関節が拘縮(固まって)している方の清潔保持や、指先が冷たい方
の血行を促すために行います
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お湯の温度を確かめて、汚れやすいポイントはどこなのか洗う際の力加減は
指間の汚れはどうやって落とすの等々、実際に行うことで次々に疑問が浮かび
受講職員同士で相談して答えが見つかったものもありました
それでも分からない疑問に対しては、先輩職員から理由も併せて回答しました


続いては、足浴です
足の浮腫改善や、白癬処置や防止のたに行います
足を出すのは恥ずかしいところではありますが、これも実習です
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5分程度、お湯に足を入れていただけで、汗をかいている職員もいました
そのくらい、体を温める効果があることを実感しました
足浴も、力加減の難しさや、指の間の洗浄方法、お湯を取り換えるタイミング
等々、質問や疑問が飛び交っていました

寒くなってきたら、お風呂以外にも足浴を実施すると、体が温まり、ぐっすり
眠れますので、皆様も一度お試しあれ





今回の介護技術研修から、受講職員が疑問に思っている事、質問したい事等の
事前アンケートを実施しました
「特にない」と記載していた職員もいました
ですが、そういう職員は「分からない事が分からない」場合が多いので、他の
職員が質問している事や疑問に思っている事を間近に聞くことで、自身の疑問
もそのうち出てくるかもしれません
もちろん、アンケートに対しての回答もしっかり受講職員に伝えました




久々の更新で力が入ってしまい、ついつい長くなりましたが、次回は職員勉強会の
模様をお伝えいたします
本日もご愛読ありがとうございました



こんにちわ相談員のサクラです

梅雨に入り毎日湿気と闘っていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか


さて、本日は
令和元年 第1回介護技術研修~2日目
の様子をお伝え致します

1日目に、復習が必要と感じたので2日目もまずは復習から始めました

まずは、基本的な車椅子の使い方や名称の確認です
さぁ入社2年目の職員達は、全員答えられるでしょうか
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車椅子を最初から最後まで正しく扱え、各名称も正しく答えられた職員は
半数でした車椅子の名称は微妙に変わっているため、以前の名称で覚えて
いる職員は、新しい名称を覚えにくいようです


正しい基本操作方法を改めて1つずつ、学んでもらいます
車椅子の広げ方、畳み方、ブレーキの掛け方、フットサポートへの足の乗せ方etc・・・
全員が理解し、操作できるまで繰り返し行いました
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続いては、チーム戦ですとは言え、勝敗を決めるわけではありません
チームに分かれて、ベッドから車椅子への移乗方法を確認していきます

今回使用する車椅子はティルト型と呼ばれる車椅子です
この車椅子を正しく操作できるのかも、併せて確認します
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車椅子の操作確認が終わったら、次は実践です
入居者様役と職員役に分れて、バスタオルを使用した移乗方法を実践して
もらいます
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車椅子を設置する場所や、移乗介助前の準備等をそれぞれのチームに行って
もらい、注意点や改善点を指導しました


そして、最終課題
『職員2人で介助する事が難しい、身体が大きな入居者様を移乗する方法を
考えて下さい

どのような入居者様が入居されるかは、誰にも分かりませんので、何時如何
なるときでも、きちんと対応できるように日頃から準備をしておくことも、
私達の仕事でもありますなので、職員2人での介助が難しい場面を想定し、
課題を出してみました


受講職員の反応はというと、皆、表情が固まり「・・・・・」でした
それでも、
「こうかな
「あっ、でもこうすると自分の身動きが取れないな
「こうすれば良いんじゃない
「でもそれじゃ、さっきのと一緒になっちゃうよね
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「えっもう分からないよ~
「これを外せば良いんじゃない
「いや、それ外しても意味ないんじゃない
などなど、皆で意見を出し合って試行錯誤


最終的には答えが出ず、「降参です」と白旗が上がりました
なので、答えとなる介助方法を介護主任から教えてもらいました
どの職員も、「えっ」「なるほど~」と、驚嘆していました



今回の研修は、復習(おさらい)を含めて、実技の確認と課題解決の3つ
に重点を置いて行いました
忘れていた事を思い出した職員もいれば、新たに知識と技術を習得した職員
もおり、有意義な研修となったようです
小さな一歩かもしれませんが、その一歩は着実に前に進んでいますので、まだ
まだ未熟な職員達ではありますが、長い目と気持ちで指導・教育を継続して
まいります



長くなってしまいましたが、本日もご愛読ありがとうございました






こんにちわ~  相談員のサクラです

全国各地で雹が降ったり高温になったりと異常気象が続いていますが
皆さまいかがお過ごしでしょうか


本日は、先日行いました
令和元年度第1回介護技術研修~1日目
の様子をお伝えします

今回の研修は、いつもお世話になっているリブドゥコーポレーションさんにご協力
を頂き、オムツの当て方のおさらいをしました
今回受講した職員は、全員過去にリブドゥさんの研修を受講した職員です。
教わったことを、日々意識して取り組んでいれば、多少の間違いがあったとしても
基本は覚えていると、いうことを前提に、以前教わった方法のおさらいです


まず、最初にリハビリパンツと尿取りパッドを渡され、「ではこれから、この
リハビリパンツを履き、尿取りパッドを当ててみてください」と、いきなりの
実践です
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皆、教わった通りに履こうとしているのか、それとも教わった事はすっかり
忘れてしまっているのか・・・・・・

どうやら、後者だったようです
なので、改めてリハビリパンツの履き方と尿取りパッドの当て方を、教わり
ました
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「すっかり忘れてました」「言われれば、そう教わりました」と、皆
反省しましたこれで、しっかり覚えられたでしょう


続いてのおさらいは、オムツの当て方です
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こちらも・・・・・・・
忘れていたことが多々あったようです・・・・・

なので、こちらも改めて教わります
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改めて教わり、正しい当て方を習得するまで、何度も練習しました
もう、これで基本は覚えたはず



せっかっく教えてもらっても、意識して実践を繰り返さないと、忘れてしまう
という事を実感した研修になりました
受講した職員達も、「こんなに忘れているとは思わなかった」「これからは
基本を意識してケアをしたい」「入居者様の気持ちになってケアをすること
の意味がちゃんと分かりました」と、本当の意味で実になったのではないで
しょうか


研修を企画している者として、やはり継続した研修でも、復習が必要である事
を実感しました
と、いう事で次回の介護技術研修も、復習を取り入れた研修を企画する予定です


本日もご愛読ありがとうございました
次回の介護技術研修もお楽しみに













こんにちわ~♪  相談員のサクラです

めっきり春になり、日向ぼっこにはもってこいのぽかぽか陽気が
続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか


さて本日は、平成31年度になってしまいましたが、平成30年度
最後の介護技術研修の模様をお伝えします

平成30年度最後の介護技術研修のテーマは
『リネン交換』です

リネンとは、施設で使用しているシーツや枕カバーなどの寝具です
国府館には、フロアキーパーがリネン交換を行うのですが、介護技術の
1つでもあるリネン交換が行えない介護職員にならないように、しっか
り研修を受けてもらいます


まずは、2人で行うリネン交換方法です
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講師の介護主任に、基本的なシーツの掛け方を教えてもらいます
日常的にシーツ交換を行う機会が少ない介護職員なので、改めて基本
を学びます


シーツの角を三角にするのですが、これがなかなか難しく、キレイに
三角にならない人が多いんです
なので、手取り足取り「三角」を教わります
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シーツの後は、枕カバーの掛け方です
ただ、『枕をカバーの中に入れる』というのではないので、これまた
コツが必要なので、悪戦苦闘です
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枕が入れ終わったら、続いては包布です包布とは、掛布団カバーの
ことです
掛布団がカバーの中で丸まらないように、また、掛布団がねじれない
ように入れるも、悪戦苦闘しました
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二人でのリネン交換ができたら、次は全部1人で行ってもらいます
通常、リネン交換は1人で行うので、全部1人で出来るか確認です
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参加者5名、全員1人でリネン交換を行ってもらいましたが、なかなか
要領を得られず、四苦八苦
「あれこれで良いんだっけ」「んこっち側が壁だから・・・・」
皆、自然と独り言が多くなっていましたが、表情は真剣そのもの

1人が終わる毎に、今回教わった技術を習得できるように、改善点等を
指導しましたが、中には、「包布が難しいんだよな~」と言いながら、
別の場所で、包布の掛け方を練習していましたそれに倣って、「三角」
の自主練習も


1人ひとりが意識をして、教わった事を身につけようとしてくれる姿に、
また、知らない事は恥ずかしくない出来ない方が恥ずかしいそう言って
研修に参加してくれた職員がいることは、主催している側として、「やって
きて良かった~」と苦労が報われた感じがしたのと、業務や研修に対する意
識の変化に感動しました


平成最後の介護技術研修、そして平成30年度の締めくくりに相応しい研修
になったと同時に、新年度の課題も見えた研修になったことは言うまでも
ありません




介護技術研修2日目で、平成30年度に計画していた研修が全て終了しました
平成31年度、令和元年は、昨年度以上に研修内容を充実させ、研修内容のみ
ならず講師陣や職員一人一人のスキルのレベルアップも図って参ります



と、いうことで、新年度が始まってはいますが、平成30年度、最後の研修報告
でした

本日もご愛読ありがとうございました





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