こんにちわ相談員のサクラです
立春を迎え、徐々に日が長くなったように感じますが、皆様
いかがお過ごしでしょうか
今年度も残すところ1ヶ月半となりましたが、先日、令和元年度
第4回職員基礎研修を開催しました
今回の受講者は、中途採用の介護職員を中心に、介護技術の基礎
を学んで頂きました
介護経験が長い職員もいますが、おさらいと言うことで、皆真剣
に受講してくれました
まずは、介護支援専門員による、ケアプランについての講義から
スタートです
「朝一番の講義だから、声、出るかな~」と心配していた講師ですが、
全く問題なく、会場の隅々まで行き渡る声で、話してくれました
ケアプランは、介護保険サービスを利用する時、必要なものですが、自宅と
施設とでは作り方が変わり、施設でもその形態によって作り方が変わってき
ます介護経験が長い職員でも、有料老人ホームでの勤務が初めてであれば、
やはり、有料老人ホームのケアプランの作り方や視点を覚えてもらい、ケア
に活かしてもらたいです
続いての講義は、介護主任による移乗と移動介助です
車椅子の各名称は、時代と共に変化してきています
また、介助方法も徐々に変化してきており、介護保険が導入されて間もなくの
技術(介助方法)で良かった事が、今ではタブーとされていたりと、医療も
介護も日進月歩です
なので、ベテラン職員の知識も、この研修を通して更新されていきます
続いても、介護主任による看取り介護の講義です
お看取りというと、あまりイメージが沸かない方もいらっしゃると思いますが、
看取り介護とは、入居されている皆様のご希望やご要望にお応えする事はもち
ろん、心穏やかに旅立ちの日を迎えられるように、また、ご家族様も心の準備
が整えられるように、支援する事です
看取り介護を行っている施設ばかりではありませんので、長年介護に携わって
いる職員でも、看取り介護は未経験という者も少なくはありません
その為、いざ看取り介護となった時、どのように対応していいか分からない
では困りますので、研修でしっかり学んで頂きます
午前の最終講義は、私による
高齢者の法令とリスクマネジメントです
高齢者の法令というと、物々しい感じがしますが、高齢者に関わる法令の事です
①身体拘束禁止規定 ②高齢者虐待防止法 ③プライバシー保護の3本立てです
お腹が空いてくる時間帯に合わせて、ちょっと難しい内容の講義なので、受講
職員が居眠りでもするんじゃないかと、心配になりましたが、取り越し苦労
でした
最近では、高齢者に限らず虐待のニュースが頻繁に報道されるようになりました
そのたび、痛ましく思い心苦しさを感じていますしかし、施設で働く者として
全くの無関係ではありません
自分は大丈夫という過信が事故の素になりえるので、研修を通して自分たちが
置かれている立場や、守るべき法令をしっかり学んで頂きます
昼食休憩の後は、介護職員による認知症ケアと食事介助です
一言で認知症と言っても、今では様々な種類に分類されるようになりました
これも、医学の進歩によって【認知症】という病気が解明された証拠ですね
さて、そのような様々な認知症も、種類によって症状も変わってきますので、
症状に合わせたケアが提供できるように、基礎的知識を学んでもらいます
入居者様の楽しみの一つでもある食事
でも、嚥下機能(飲み込む力)が低下している高齢者にとっては、楽しい
はずの食事が、大変な作業になってしまいます
嚥下機能が低下している高齢者でも、安心して安全に食事が摂れるように
介助する事も、私たちの役割です
安心して、安全に食事を摂っていただくために必要な知識と技術が食事介助
です
介護技術を座学で学びなおす機会は少ないので、皆、改めて今までの介助
方法や、自分の知識と経験とを照らし合わせて、講義を受けてくれました
最後の講義は、看護主任による
有料老人ホームの医療と看護
バイタルサイン
救急法
の3本立てです
施設形態によって、施設内で行える医療行為が違います
その違いを知る事、理解する事が、介護職員たちのケアも変わってくるので、
当施設の医療体制を学ぶことが重要です
また、入居者様の体調の変化をいち早く気付くことも重要です
その為には、その方の体温や血圧が普段どの位なのかを知っておくことが
必要になってきますただ、正しい測定方法を分かっていないと、普段の
数値も毎回違うって事になってしまうので、基本を確実に身に着ける
事が研修の目的なので、頑張って実習してもらいましょう
普段の測定方法はもちろん、行った事がない測定方法も教わりました
ただ、毎回この実習で難関となっているのが「脈がない」や、
「(聴診の)音が聞こえない」です
「脈ってこれですか」「どこに脈あるんですか」「音が聞こえない
のは、脈がないから」などなど、毎回脈探しに四苦八苦です
でも、大丈夫脈がない人はいませんから最後には、ちゃんと看護主任
が迷子になっている脈を見つけてくれます
今回も長丁場の研修でしたが、「改めて教わる事がないことばかりだった
ので、とっても勉強になりました」「何回聞いても分からなったこと
ばっかりだったけど、研修を受けて良く分かりました」と、有意義な研修
になったようです
今年度の基礎研修は、今回が最終となります
来年度は、バージョンアップをした研修を企画しておりますので、楽しみに
していてください
長くなってしまいましたが、本日もご愛読ありがとうございました
立春を迎え、徐々に日が長くなったように感じますが、皆様
いかがお過ごしでしょうか
今年度も残すところ1ヶ月半となりましたが、先日、令和元年度
第4回職員基礎研修を開催しました
今回の受講者は、中途採用の介護職員を中心に、介護技術の基礎
を学んで頂きました
介護経験が長い職員もいますが、おさらいと言うことで、皆真剣
に受講してくれました
まずは、介護支援専門員による、ケアプランについての講義から
スタートです
「朝一番の講義だから、声、出るかな~」と心配していた講師ですが、
全く問題なく、会場の隅々まで行き渡る声で、話してくれました
ケアプランは、介護保険サービスを利用する時、必要なものですが、自宅と
施設とでは作り方が変わり、施設でもその形態によって作り方が変わってき
ます介護経験が長い職員でも、有料老人ホームでの勤務が初めてであれば、
やはり、有料老人ホームのケアプランの作り方や視点を覚えてもらい、ケア
に活かしてもらたいです
続いての講義は、介護主任による移乗と移動介助です
車椅子の各名称は、時代と共に変化してきています
また、介助方法も徐々に変化してきており、介護保険が導入されて間もなくの
技術(介助方法)で良かった事が、今ではタブーとされていたりと、医療も
介護も日進月歩です
なので、ベテラン職員の知識も、この研修を通して更新されていきます
続いても、介護主任による看取り介護の講義です
お看取りというと、あまりイメージが沸かない方もいらっしゃると思いますが、
看取り介護とは、入居されている皆様のご希望やご要望にお応えする事はもち
ろん、心穏やかに旅立ちの日を迎えられるように、また、ご家族様も心の準備
が整えられるように、支援する事です
看取り介護を行っている施設ばかりではありませんので、長年介護に携わって
いる職員でも、看取り介護は未経験という者も少なくはありません
その為、いざ看取り介護となった時、どのように対応していいか分からない
では困りますので、研修でしっかり学んで頂きます
午前の最終講義は、私による
高齢者の法令とリスクマネジメントです
高齢者の法令というと、物々しい感じがしますが、高齢者に関わる法令の事です
①身体拘束禁止規定 ②高齢者虐待防止法 ③プライバシー保護の3本立てです
お腹が空いてくる時間帯に合わせて、ちょっと難しい内容の講義なので、受講
職員が居眠りでもするんじゃないかと、心配になりましたが、取り越し苦労
でした
最近では、高齢者に限らず虐待のニュースが頻繁に報道されるようになりました
そのたび、痛ましく思い心苦しさを感じていますしかし、施設で働く者として
全くの無関係ではありません
自分は大丈夫という過信が事故の素になりえるので、研修を通して自分たちが
置かれている立場や、守るべき法令をしっかり学んで頂きます
昼食休憩の後は、介護職員による認知症ケアと食事介助です
一言で認知症と言っても、今では様々な種類に分類されるようになりました
これも、医学の進歩によって【認知症】という病気が解明された証拠ですね
さて、そのような様々な認知症も、種類によって症状も変わってきますので、
症状に合わせたケアが提供できるように、基礎的知識を学んでもらいます
入居者様の楽しみの一つでもある食事
でも、嚥下機能(飲み込む力)が低下している高齢者にとっては、楽しい
はずの食事が、大変な作業になってしまいます
嚥下機能が低下している高齢者でも、安心して安全に食事が摂れるように
介助する事も、私たちの役割です
安心して、安全に食事を摂っていただくために必要な知識と技術が食事介助
です
介護技術を座学で学びなおす機会は少ないので、皆、改めて今までの介助
方法や、自分の知識と経験とを照らし合わせて、講義を受けてくれました
最後の講義は、看護主任による
有料老人ホームの医療と看護
バイタルサイン
救急法
の3本立てです
施設形態によって、施設内で行える医療行為が違います
その違いを知る事、理解する事が、介護職員たちのケアも変わってくるので、
当施設の医療体制を学ぶことが重要です
また、入居者様の体調の変化をいち早く気付くことも重要です
その為には、その方の体温や血圧が普段どの位なのかを知っておくことが
必要になってきますただ、正しい測定方法を分かっていないと、普段の
数値も毎回違うって事になってしまうので、基本を確実に身に着ける
事が研修の目的なので、頑張って実習してもらいましょう
普段の測定方法はもちろん、行った事がない測定方法も教わりました
ただ、毎回この実習で難関となっているのが「脈がない」や、
「(聴診の)音が聞こえない」です
「脈ってこれですか」「どこに脈あるんですか」「音が聞こえない
のは、脈がないから」などなど、毎回脈探しに四苦八苦です
でも、大丈夫脈がない人はいませんから最後には、ちゃんと看護主任
が迷子になっている脈を見つけてくれます
今回も長丁場の研修でしたが、「改めて教わる事がないことばかりだった
ので、とっても勉強になりました」「何回聞いても分からなったこと
ばっかりだったけど、研修を受けて良く分かりました」と、有意義な研修
になったようです
今年度の基礎研修は、今回が最終となります
来年度は、バージョンアップをした研修を企画しておりますので、楽しみに
していてください
長くなってしまいましたが、本日もご愛読ありがとうございました