常陸国府館のブログ

〜 茨城県"石岡市"にある介護付有料老人ホームのBLOGです!〜

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身体拘束

皆さんこんにちは介護課のくまさんです

国府館では、先日令和3年度第1回身体拘束廃止に関する勉強会
を4日間に渡り開催しました
今回も、リスクマネジメント委員会が主体となり、講師も委員長と副委員長が分担
しながらの開催でした
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今回は2種類の画像を見てどちらが身体拘束にあたるか
を見極める内容や
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とある事例の入居者様に対し、身体拘束することなく
安全に過ごしていただくためにはどのようにすればよいか
グループディスカッションをして各グループの案を発表しました
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身体拘束で一番辛い思いをするのは、身体拘束を行った職員ではなく、身体拘束
を承諾したご家族でもなく、ご本人だと思います
自由を奪われ、動きたくても動けない、そんな状況が何日も続けば・・・・・
私たちは、そんなご本人の想いもきちんと理解した上で、身体拘束実施の有無を
判断しなければなりません
国府館としては、身体拘束は一切行わない方針で統一されているので、実際
に身体拘束を行う事は、ありません
私が、国府館に勤務するようになって早数年。一度も身体拘束は行っていません
それでも、身体拘束について、理解を深めておかなければ、気付かずに身体拘束を
していたという事にもなりかねませんので、しっかり学んで頂きました
1時間という限られた時間ではありましたが、初めて勉強会に参加する職員も数名
おりましたので、学びの場としては有意義に時間になったと思います

こんにちわ~相談員のサクラです

夏日になったり、寒の戻りがあったり、体調を崩しやすい気温が
続きましたが、皆様お変わりございませんか


本日は、
「第2回身体拘束廃止に関する勉強会」
の様子をご案内いたします


今回の勉強会も、数日間に渡り全職員を対象に実施しました
前回のおさらいと事例検討を中心に行いました
まずは、クイズ形式でおさらいです
イラスト①

イラスト②


どちらが身体拘束に該当するかどちらが身体拘束に該当しないか
クイズを出しました
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イラストの精度が低く、「ん?」となってしまった場面もありましたが、
概ね全職員正解でした


ちゃんと、前回の勉強会の内容を理解してくれていたようで、安心しました


続いては、事例検討です
イラスト⑤
どのような対応をするべきか、どのような対応なら可能かなどなど、
グループで話し合ってもらいました



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どのグループも一生懸命検討をしてくれます
検討が終わったら、グループごとに発表をしてもらいました
別のグループの意見を聴く事も参考になります




発表の順番は、代表者によるジャンケンで決めましたが、これがなかなか
白熱最初に発表した方が良いとどのグループも必死でした
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各グループの発表が終わった後は、実際に身体拘束とはどういうものか
体験です
国府館は、原則身体拘束禁止ですですが、それ故、身体拘束がどのよ
うなものなのか、実感出来ず理解しにくい事もあります
そのため、実際に体験することで、身体拘束の内容をより理解できるの
ではと考えました



この体験コーナーもなかなか盛り上がりました
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車イス用のベルトを着用して、実際に立てるか試してみました



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どう頑張っても抜け出せず、「本当に立てないんだね~」と初めて
体験する職員は驚いていました
ベルトは借り物なので、壊さないか内心ヒヤヒヤでした
「そんなに必死になって抜けなくても良いんですよ~
「抜けないのが当たり前なんですからね~
と、何度アナウンスしたことか・・・・



ミトンと言われる手袋も全員が試着
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「これじゃ、掻きたいところ掻けないね
「眼鏡がずり落ちても直せないよ~
「ズボンが下がったら、どうやって上げたらいいの」と、皆それぞれ
身体拘束の体験をして、不便さを実感しました


本来、行うべきではない身体拘束。
される方も、する方も、良い気持ちはしない身体拘束。

今回、全職員に体験してもらうことで、改めて行うべきではない
と、実感してもらえました


次回の勉強会も、「ただ聞けばいい」というような勉強会にならないように
内容をさらにバージョンアップしたいと考えておりますので、乞うご期待


本日も、ご愛読ありがとうございました













こんにちわ相談員のサクラです
何花粉だかは分かりませんが、花粉症症状に毎日悩まされておりますが
皆様いかがお過ごしでしょうか




今年の4月に介護報酬改定があり、国府館でも様々な取り組みを行って
まいりました
その中でも、最も重要ではとも言える、勉強会を先日開催しました
勉強会の内容は「身体拘束廃止に関する勉強会」です

今回の介護報酬改定に伴い、特定施設入居者生活介護という種類の施設にも
決められた手順を踏まず身体拘束を行った場合や、施設として身体拘束に関する
方針を明確にしておかないと、報酬を返却してもらいますよ
と、言う「減算」が適用される事になりました。
その中で「身体拘束に関する勉強会を定期的に実施する」という項目があり、
定期的に行っている新人職員基礎研修では、出席する職員に限りがあるので、
全職種、全職員を対象に開催しました~


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講師担当は、リスクマネジメント委員会委員長の、介護2課主任と
副委員長の私、相談員が担当しました




全職員を対象に行う勉強会だったので、夜の6時から開催しました
出席者は、真剣に資料やスクリーンを見て、講師の説明にも聞き入り、
経験者は不足な情報や知識を補充し、新人職員は新人職員基礎研修で
学んだ事をおさらいしていました



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学生時代、先生に質問されないよう、下を向いて視線を合わせず、
「さされませんように」と心の中で祈っていた経験はありませんか
今回の勉強会でも似たような光景がありました
新人基礎研修に出席経験がある職員に、「これについては基礎研修でも
説明しましたが、覚えてますか?」と質問したところ、皆下を向いて
聞えないふりをしていました
ですが、質問した内容はだいたい覚えていてくれたので、安心しました



そんなこんなで、1時間30分の勉強会も終わり、職員からは
「知っているつもりでいたけど、改めて勉強になりました~
「介護現場の事は全く分からなかったから、参加して良かったです
「難しい内容なのかな?と最初は思っていたけど、分かりやすかったです
などなどの感想を言ってもらえました




今年度の職員勉強会は、12月にフィードバック研修を控えていますが、
その他にも臨時勉強会を2件予定していますので、またご報告したいと思います




本日もご愛読いただきありがとうございました
またのお越しをお待ちしておりま~す

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